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Image by Cole Keister

チョーズン・ピープル・ミニストリーズ(CPM)日本支部 代表

デイビッド・トゥルーベック

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CPM日本支部の代表であるデイビッド・トゥルーベックは、妻ビクトリアとの間に、16歳の長男オレルと 8歳の長女エマヌエルの2人の子供がいます。CPMは1894年に設立された世界で最も長い歴史を持つ世界的なメシアニック・ジューの宣教団体です。
デイビッドは1981年8月に、ラトビアでイェシュア(イエス)を信じるユダヤ人家庭に生まれました。

1980年代後半にラトビアの共産主義体制が崩壊すると、彼の両親はイスラエルにアリヤー (帰還移民) しました。聖地エルサレムで育ったデイビッドは、幼い頃 からユダヤ教の伝統と教えに親しんできました。

そして、ユダヤ教の教育機関である「シュブット・アミ」*1 でトーラーや、タルムード、ラビ文献について学びました。

この経験を活かし、ユダヤ人だけでなく、クリスチャンにも聖書の文化的背景を教えています。

*1 トーラー研究、ユダヤ法、ラビ文献などを中心とした宗教教育を行い、宗教指導者を育成するイスラエルのユダヤ教の教育機関。

イスラエルでの宣教活動に関わる

国防軍で兵役を終えた後、デイビッドはユダヤ人に希望と平和を与えるためにイェシュア(イエス)を熱心に伝えるようになりました。2013 年には、テルアビブにあるメシアニック・コング リゲーション、ティフェレット・イェシュアの副牧師となり、フルタイムで宣教活動を開始しました。トゥルーベック夫妻は11年間にわたり、テルアビブ地域でユダヤ人伝道と信徒育成に従事し、信徒共同体の霊的な成長に貢献してきました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、デイビッドが日本のために祈るきっかけとなりました。そして毎日、祈り続けるうちに、研究やボランティアのためイスラエルを訪れている日本のクリスチャンとの繋がりが生まれました。イスラエルの若者の間で日本文化への関心が高まっていることに気づいたデイビッドは、ユダヤ人 に福音を伝えるためにイスラエルで「 日本文化の夕べ」を企画し、それによって何千人ものイスラエルの若者が福音に初めて接したのです。

日本にいるユダヤ人に福音の光を!

2022年、トゥルーベック夫妻はCPM日本支部を設立します。そして、協力者であるアイザック・内山と共 に、東京に設置したユダヤ人宣教センターと、ゲストハウス「ベイト・サムライ」の働きを開始しました。そして、日本のユダヤ人やイスラエル人の共同体と積極的に交流し、またイスラエル人旅行者や留学生にイェシュアの愛と福音を伝えています。
当初、デイビッドはイスラエルから日本の働きを支えていましたが、2024 年に一家で日本に移住し、本格的に宣教活動を行っています。それは、毎年約5万人のイスラエル人旅行者が日本を訪れて *2 おり、また東京近郊だけでも約3千人の ユダヤ人 が住んでいるからです。そして、 神戸付近にも数百人のユダヤ人が住んでいると言われます。 CPM日本支部は、イスラエルのメシアニック・コングリゲーションへの支援も継続しています。具体的には祈りや教えを通じた貢献に加えて、日本からの献金の5 %をイスラエルのコングリゲーションの支援に充てています。 デイビッドの働きは、日本の教会や牧師が文化の架け橋となり、日本の地でユダヤ人に希望と平和の福音のメッセージを伝える活動に協力する機会を提供しています。

*2 日本政府観光局の統計による。イスラエル以外の地に暮らす(ディアスポラの)ユダヤ人の旅行者を含めるともっと多いと思われる。

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