- チョーズン・ピープル・ミニストリーズ日本支部について -
ABOUT US
私たちのビジョン
まずユダヤ人に、そして日本の異邦人に対して福音を述 べ伝え、
イスラエル・日本間での伝道におけるパートナーシップを構築する。
ミッションステートメント
ユダヤ的文脈から、ユダヤ人や日本人をはじめ日本にいる全ての人々に伝道する。
日本の教会に対して、ユダヤ的なルーツを伝える。
日本の教会や社会において、反ユダヤ主義に関する意識を高める。
代表からの挨拶
私は今でも2011年3月11日について、鮮明に覚えています。
起床して朝のニュースを見るためにテレビをつけると、 日本を襲った地震と津波に関する第一報が入って来たのです。
そのニュースを聞き被災地の惨状を画面越しに目にした時、私の心は嘆き悲しみました。
当時私はメシアニックのミニストリーで献身者として仕え始めたばかりで、日本の被災地にある教会との関係もありませんでした。ですから、実際に何か行動を起こすことはできませんでした。
しかしその日、神は確かに日本に対する祈りという召しを私に与えられました。
そして日本と日本の人々に対して祈り始めると、不思議な現象が起こり始めました。
聖地旅行や留学でイスラエルを訪れた、イェシュア(「イエス」のヘブライ語名)を信じる日本人との出会いが与えられ始めたのです。
そして2017年11月に日本で行われる聖会への招待状が届きました。こうして、初の日本滞在が実現しました。
この日本での日々は私に強い印象を与え、それは現在まで続いています。
というのも日本に居るクリスチャンと実際に会い、関係を深める機会にあずかったのです。
また同時に、日本のユダヤ人コミュニティーについて知ることもできました。
様々な調査を総合すると、現在日本には約1000~2000人ほどのユダヤ人が住んでいると考えられています。
このコミュニティーはアメリカやロシア、イスラエルからのビジネスマンや留学などで短期滞在している若いイスラエル人(イスラエリー)から構成されています。
それに加え初めての来日では内山家と知り合い、彼らの歴史に触れる機会がありました。
内山家は長年にわたって神が与えられたビジョンに対して忠実に仕え、日本でメシアニック・コングリゲーションを牧会しています。彼らのコングリゲーションではメシアであるイェシュアに対して真摯な愛を持つ、
ユダヤ人と日本人ビリーバーが1つになりイスラエルの神に仕えています。
この日本への旅を通じ、私は日本に居るユダヤ人に対してのミニストリー活動がどれだけ重要であるかを理解しました。キリスト者として、私たちはイスラエルの民という根の上に立てられ、支えられています。
まず神は聖書を書き、残すためにイスラエルの民を用いられました。
そしてイェシュアも彼の弟子たちも全員、ユダヤ人として生まれました。
しかし現在イスラエルの民の大多数は、メシアであるイェシュアの真理に至っていないというのが現実です。
そんなイスラエルの民とイスラエルの地に福音という良き知らせをもたらすことは、
クリスチャンとメシアニック・ジューに与えられた偉大な使命です。
そして日本のクリスチャンの方々にはそんな神からの召しに応え、寄留者として日本に居るユダヤ人たちや彼らのコミュニティーを支える責任が与えられていると、私は感じます。
そのなかで最も身近な方法が、ユダヤ人のため日本で活動するミニストリーへの祈りや支援です。
アブラハムに約束された「アブラハムとそのすえを祝福するものを祝福する」という原則(創世記12章1~3節)に基づき、神は日本と日本の教会を祝福することを望んでおられます。
この2017年の来日中に私はさらに祈り、日本の民族と日本のビリーバーには特別な召しがあることに気付きました。
日本人が灯台となり、国々に神の栄光を広めることを神は望んでおられる、というものです。
「わたしは彼らの中にしるしを置き、彼らのうちののがれた者たちを諸国に遣わす… 遠い島々に。
これらはわたしのうわさを聞いたこともなく、わたしの栄光を見たこともない。
彼らはわたしの栄光を諸国の民に告げ知らせよう。」
イザヤ66:19
いずれ、遠い島々である日本列島に霊的リバイバルが起こると、私は信じて疑いません。
日本に住む多くの人々は、未だに全地の創り主であるイスラエルの神について聞いたことがないというのが現状です。
神の恵みにより福音をすでに受け取った私たちには、日本全体に福音が及ぶために祈り、働くという義務が課されています。イスラエルの神は日本民族も愛しておられ、多くの国々に神の御名と栄光を宣べ伝える役割を日本人に対して与えておられるのです。
私たちチョーズン・ピープル・ミニストリーズ日本支部は、
イェシュアの福音をまずユダヤ人そして日本にも広めるため、祈りやサポート等の活動を新約の教えに基づいて行い、
そのために必要な役割を果たすことを目的としています(ローマ1:16)。
またチョーズン・ピープル・ミニストリーズ日本支部として私たちは、
反ユダヤ主義や置換神学に関しても重荷を感じています。
置換神学は現在でも世界中の教会で主流な教えとなっています。そして反ユダヤ主義のルーツは、霊的なものです。
神がアブラハムを選ばれた際、サタンもまた彼を自身の標的としました。
神がセムの子孫を世界中の民への祝福の基とされた時、
また聖書そしてメシアをこのイスラエルという民を通して世界にお与えになった際、
サタンもアブラハムとその子孫をあらゆる迫害の標的としたのです。
もちろん反ユダヤ主義はこの世において人によって顕在化しているのですが、その根源はサタンにあります。
そしてクリスチャンである私たちにはこの敵と常に戦う必要があり、
時として正確な理解の欠落により惑わされ、敵により欺かれている兄弟姉妹たちもいるのです。
日本での私たちの活動がより大いに用いられるためには、日本中の兄弟姉妹と教会による祈りと協力が必要です。
私たちは、皆様の祈りとサポートを必要としています。
チョーズン・ピープル・ミニストリーズ日本支部では、日本の諸教会での奉仕を非常に重要な働きと考えています。
ぜひ皆様の祈りの課題をお聞かせ下さい。祈りを通して皆様と共に立つことは、非常に大きな喜びであり恵みです。
またイスラエルに関する報道では多くの歪んだ誤情報が錯綜しています。
チョーズン・ピープル・ミニストリーズ日本支部はイスラエルのニュースや実情に対する疑問・質問に、
喜んでお答えします。事実に基づいたニュースをお伝えしますので、興味を持たれた方はぜひ私たちにご連絡下さい。
また牧師や教会のリーダーの方々で、日本そしてイスラエルのメシアニック・コングリゲーションに興味を持たれたり、教会として関係作りを望まれる方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
またキリスト教の持つユダヤ的なルーツに関して学びを深めることを教会として希望された場合も、
私たちは皆様の教会に赴きティーチングやセミナーなどの形で奉仕できればと考えております。
また旧約聖書(タナハ)に出てくる主の祭りを祝う体験やその喜びについて知りたい日本の兄弟姉妹の皆様も、
ぜひ私たちのもとにご一報下さい。皆様と共に主の祭りを祝うことは、私たちにとっても大きな祝福だからです。
メシアの愛により一つのからだとなって、私たちは初めてユダヤ人・日本人のために働き福音を宣べ伝えるという使命を効果的に全うできます。そして「来るべき日」に、創造主が遣わしたメシアの信仰にユダヤ人と日本人が共に至り、
私たちはその大いなるわざを目にするでしょう。(第一コリント2:12, 使徒の働き4:12)
メシアの愛と共に日本の皆様へ、
デイビッド・トゥルーベック
私たちのチーム
内山 アイザック
ベイト・サムライ(サムライの家)ゲストハウスの統轄責任者であり、
チョーズン・ピープル・ミニストリーズ日本支部の理事長も務めている。
アイザックは日本で生まれたが、3歳から米国のメシアニック・ジューイッシュ・コミュニティー(ユダヤ人信仰者社会)で、精神的にも、文化的にも育った。
須長 克己
千葉県船橋市にあるオアシス主任牧師。
イスラエルに対する聖書的な理解とユダヤ人に対する健全な愛を持つように
伝える情熱を持っている。
石井田 直二
単立教会「聖書研究会」の牧師。シオンとの架け橋ミニストリー代表、LCJE日本支部運営委員。1930年年代から続くイスラエル回復の祈りを受け継ぐ家系に生まれ、メシアニック運動に関係した様々な活動に関わっている。
スコット・ブラウン
スコット・ブラウンはワシントンでユダヤ人として育ち、1977年に結婚しました。1981年に霊的な転換期を経験した後、彼はワシントンDCに2つのメシアニック・コングリゲーションを開拓しました。そして19年間の牧会活動を経て、師は夫妻でイスラエル人旅行客に対するアウトリーチ・ミニストリーをニュージーランドで立ち上げました。2002年からは、CPM日本支部の役員を務めています。
クリスティナ・ムーア・ウルテ ィア
クリスティナ・ムーア・ウルティアはユダヤ人のルーツを持つ家庭に生まれ、自身が高校生の時にイェシュア(イエス)の信仰を発見しました。アメリカ空軍中佐を31年間務めた後、彼女は世界中の様々なメシアニック・コングリゲーションで賛美などを通じて仕えています。クリスティナは、ユダヤ人と異邦人の間の一致を進めるために献身しています。